生まれてこのかたジェルネイルをしたことがなく、ずっとセルフネイル一筋です。マニキュアは気分に応じて使い分けますが、ベースコートだけは「速乾性」「爪への優しさ」「コスパ」の三拍子がそろったessie(エッシー)の『ファーストべ―ス』が使いやすく、気が付けば10年近くリピート買いし続けています。
1982年発売のロングセラー商品
1981年にアメリカでスタートしたネイルブランドのessie。ベースコートはその翌年の1982年に発売され、以来、ロングセラー商品として変わらず店頭に並び続けています。わたしは大学生の頃に使い始めたので、かれこれ10年近くリピートしていることに!
- サッと塗れてすぐ乾く
- 爪が白く乾燥したり、黄ばんだりしない
- コスパが良い
の3点が魅力で、「たまには新しいものを使ってみたいなあ」と思いつつも、ついまた同じものを買ってしまいます。
サラッと薄く広がってすぐ乾く
ベースコートに求めることは、なんといっても速乾性です。
ベースコートの後にマニキュアを塗って、トップコートも塗って……の工程が控えているをことを考えると、すぐ乾くに越したことはありません。
その点、essieのベースコートはサラッとしていて、薄く伸びるのが特徴。そのため粘度の高いマニキュアなどと比較すると、かなり乾くのが早いほうです。2~3分もあればしっかり乾いてくれるので、次の工程にサクサク進めるのがありがたい!
ハケは細めで断面の丸い、スタンダードなタイプ。よくしなって毛先が広がりやすいので、3ストロークでしっかり爪全体に塗りきることができます。
ベースコートが薄く広がってすぐ乾く分、厚みはあまり出ないので、爪表面の凹凸カバー力はあまり高くありません。すこし筋があるくらいなら問題ないけれど、爪表面がめくれているようなときは、ある程度磨いてから塗った方が無難かな。
軽く磨いた素爪と、essieのベースコートを一度塗りした爪のBefore→Afterはこんな感じ。全体的にツヤが出るものの、ぷっくり感はなく、上に塗るマニキュアを邪魔しません。液体にはうっすら緑色がついていますが、塗ると無色になります。
爪磨きに使っているヤスリなどは、こちらの記事で紹介しています↓
爪の変色などのトラブルとは無縁
ベースコートはほぼ1年中、爪に直接塗り続けるものなので、成分の優しさも欠かせません。爪表面が白く乾燥してきたり、黄色っぽく変色してしまうのは絶対に避けたい!
essieのベースコートはもう長年使っていまずが、爪の変色といったトラブルとは無縁です。きちんと爪をコーティングして、マニキュアの色が爪に沈着するのを防いでくれる感じ。
ただ、爪が白くなってしまう症状にかんしては除光液選びも大切です。質の悪い除光液を使うと、あっという間に爪が乾燥して痛んでしまうもの。こればっかりは、ベースコートだけで解決できる問題ではないようです。
わたしは現在、無印良品の除光液を使っています。アセトンフリー&オレンジ油配合で負担感なくマニキュアをオフできる上、値段も安い優れもの。essieのベースコートと無印良品の除光液の組み合わせのおかげで、健康な爪をキープできています。
無印良品の除光液については、こちらの記事で詳しくレビューしています↓
月400円のコスパの良さ
ロフトやプラザなどのバラエティショップで購入できる、essieのベースコート。定価は1本1500円(+税)です。週に1~2回ネイルを塗り替えるわたしの場合、1本で4カ月ほどもちます。
速乾性があり、爪にも優しいベースコートを月400円程度で使えのは、かなりコスパが良いと感じます。開封して4カ月程度なら、ベースコートの粘度が上がり、もったり重くなってくることもありません。
トップコートの機能を兼ねるものではなく、完全な無色なので、
- 「ベースコート兼トップコート」が欲しい人
- これ1本で爪の色の補正までしたい人
には向かないかもしれませんが、
- 手早くベースを整えたい人
- 素爪のケアをしっかりしたい人
- 機能性&コスパ重視な人
なら、一度試してみてもいい商品だと思います。
セルフネイル派のわたしにとって、このベースコートはなくてはならない必需品。Amazonや楽天でも購入できるので、「そろそろなくなるかな」と思ったら、何かのついでに注文しておくようにしています。