ヴァレクストラの二つ折り財布を使い始めて、2年が経ちます。
ヴァレクストラといえば、アイコンバッグの「イジィデ」が有名。ですが、個人的には革小物=スモールレザーグッズもとっても魅力的なブランド!
シンプル&さりげなく美しいアイテムが沢山あって、「派手じゃないけど上質なもの」好きとしては、つい心くすぐられてしまいます。
なかでも定番の二つ折り財布は実用性ばつぐんな人気商品で、わたしもパートナーにプレゼントするほどのお気に入り。
本記事では、そんなヴァレクストラの二つ折り財布を2年使って感じたメリット&デメリットを紹介したいと思います。
絶妙なサイズ感が使いやすい
まずはメリットから見ていきましょう。1つめは、お財布として過不足のない、ちょうどいいサイズ感が非常に使いやすい!ということ。
こちらが、現在わたしが使用しているヴァレクストラの二つ折り財布。ビジネスシーンでも見られる機会の多いお財布は、落ち着いた色にしたくて黒を選んでいます↓
左側に4つのカードポケットと、右側に小銭入れ、後ろにお札入れのある超ベーシックなつくり。
お札入れは2部屋に分かれているので、1万円札とそれ以外で分けたり、レシートを分けて収納することが可能です。
この「50年前からありますよね?」的な超・定番タイプの二つ折り財布は、長く愛されているだけあり、やっぱりとても使いやすい!
カード、お札、小銭など必要なものはしっかり入る一方、長財布よりずっとコンパクトだし、ポケットにも入れやすいサイズ感は絶妙です。
いろいろ入れても、厚さは2cmくらいなのでかさばりません。
2年前にお財布を新調するとき、「キャッシュレス決済が増えつつあるいま、そもそもちゃんとしたお財布って必要?カードケースでもよくない?」と悩んだのですが、さすがに現金を全く持ち歩かないのは心もとないもの。
お札とカードだけが入るようなマネークリップも検討しましたが、結局、小銭入れを別に持ち歩くことになりそうで、それはそれで面倒です。
以前は上の写真にあるバレンシアガのミニ財布を使っていましたが、三つ折り財布だとお札に折り跡がつくのが気になってしまい、早々にスタメンから降板させた苦い経験もあります。
たとえば友達と食事に出かけて、割り勘になったとき、あまりにも曲がったお札を友達に渡すのは気が引けるというか……。
現金を使う機会が減っているからこそ、きれいなお札を持ち歩きたい気持ちが強まっているのかもしれません。
その点、二つ折り財布なら、お札にゆるいカーブがつくことはあれど、曲がったり折れたりすることがないので、気持ちよく現金を使えています。
ちなみにバレンシアガのお財布は、現在、ミニバッグで出かける日用として活用中。きれい色&3万円ほどと手に取りやすい価格なので、これはこれで買ってよかったです!
シンプルで上品なデザイン
メリットの2つめは、ヴァレクストラのお財布を購入する決め手にもなった、シンプルでブランドが主張しすぎないデザイン。
使い始めて2年が経過したいまでも、やっぱりこのデザインが好きだな~としみじみ思います。
なんせこのお財布、外側は完全に無地になっており、ロゴが入っているのは内側のみ!
しかもこのさりげなさ!すてき!!
カード入れのポケットがV字になっているのもヴァレクストラらしいデザインだけれど、これもわかる人にしかわからないもの。
アラサーということもあり、持ちものを少しずつビジネスの場でも自信をもって使えるものにしていきたいと思っているのですが、そういった意味でもドンピシャなお財布でした。
キズの目立たないシボレザー
ヴァレクストラの二つ折り財布は、表面に細かな凹凸のあるシボレザーでできています。この凹凸のおかげでキズが目立ちにくく、くたびれて見えにくいのも嬉しいポイント!
2年間、毎日とくに気も使わずに使い続けていますが、いまだに目立つキズはありません。
パンツのお尻ポケットに入れて尻に敷いたり、カギやPCと一緒にかばんに放り込んだりしているのに、ぜんぜんキズがつかないのはすごい!
毎日持ち歩いて出し入れするお財布は、どうしてもキズが付きやすいもの。タフな素材を選んでおいて損はないなと実感しています。
使い込ほど育つレザー
2年間、毎日使用しても目立つキズはつかなかった一方、レザーはどんどん柔らかくなり、味のある風合いに育ってきました!
触った感じもなめらかで手に馴染むようになってきたうえ、全体的にツヤっぽい質感に!
ヴァレクストラの店頭に持っていくと1~2分で簡単に磨いてもらえるので、お買い物のついでにたまにお手入れしてもらっていたのも、革の状態をきれいに保てている理由の一つかもしれません。
お財布の背の部分などは、革が柔らかくなった影響でやや使用感もありますが、わたし的には気にならない程度。それよりも、自分で使いこんで育てた革への愛着が大きいです。
トレンドに合わせて新しいものをどんどん取り入れていくのも楽しいけれど、やっぱり、気に入ったものを長く使う生活も気分がいいもの。
ヴァレクストラのお財布は、「お気に入りを長く愛用したい!」いまの気分にもぴったりでした。
小銭入れは小さめ
ここまでメリットを紹介してきましたが、使ってみたからこそわかったデメリットもあります。それは、小銭入れがビミョ~に小さいこと!
ヴァレクストラのお財布の小銭入れは、マチがそこまで大きくないし、ガバッと開くようなタイプでもありません。
「メインはキャッシュレス決済で、現金も併用する」くらいの人なら全く問題ないけれど、現金をメインに使っている人や小銭をためがちな人には、やや使いにくいかもしれません。
でも、正直デメリットとして思いつくのはこの1つくらい。本当に実用的で、シンプルで、使うほどに手に馴染むお財布なので、とても気に入っています!
パートナーとのお揃いにも◎
2年間使ってみて、とても気に入ったヴァレクストラの二つ折り財布。
最近パートナーがお財布の買い替えを検討していたこともあり、色違いをプレゼントしたところ、とても喜んでもらえました!
パートナー用に選んだ色味はダークグレー。シックで上品、とてもきれいな色合いです。
コバの黒いラインがグレーに映えてかっこいい!カード入れのV字ラインが引き立ってすてきです。
わたしの黒いお財布はお札入れの中まで真っ黒でしたが、ダークグレーの方はお札入れの内側がホワイトなのもオシャレ。ほんとうに、何て美しいお財布なんでしょう……!
かわいいなあ、自分用にしちゃおうかな……という邪心をなんとか抑えながら、店員さんにラッピングをお願いしました。
見ての通り、どこまでもシンプルでクセのないデザインなので、性別を選ばないのもヴァレクストラのお財布の特徴。
パートナーとさりげなくお揃いにしたり、色違いで持つのにもぴったりだと思います。
カラバリ豊富で目移り注意!
ちなみにヴァレクストラの革小物は、カラーバリエーションが豊富なのも魅力的。今回紹介した黒やグレーのほかに、
ヴァレクストラ定番カラーのホワイトや、
上品なペールピンク、
くすみカラーが今っぽいパウダーブルーもすてき!!
他にない美しい色の革小物が揃っていて、目移り必至です。わたしも「次に買い替えるなら何色にしようかな~~」と妄想がはかどるばかり。
とはいえ今使っている黒いお財布はまだまだ現役だし、当面、買い替える必要はなさそう。これからも大切に、長く使っていきたいアイテムの一つです。
なお、ヴァレクストラの二つ折り財布は定価で79,200円。似た雰囲気の二つ折り財布がボナベンチュラから3万円台で出ているので、まずはこちらで試してみるのも良さそうです。