30代になってから、「量より質で、少数の気に入ったジュエリーを大事に使っていきたい」気持ちがますます増してきました。
ジュエリーに限らない話だけれど、すぐに飽きてしまいそうな流行りものや、惰性で使っているようなものは卒業して、長く使える一生ものを少しだけ持つ生活に強くあこがれます。
にもかかわらず、自分が今ジュエリーを何個持っているのかも把握していないのが現実。こりゃアカン!ということで、現時点でのジュエリーコレクションを一度棚卸しして、持っているアイテムを俯瞰してみたいと思います。
リング10個
ジュエリーのなかで最も好きなアイテムがリング。
手元は自分でいつでも見られるし、自分の手はわりと気に入っているパーツでもあるので、飾るのが楽しいというのもリングが好きな理由の1つです。
地金リング:3個
なかでも登場頻度が高いのが、石のついていない地金リング。明るい時間でも華美になりすぎず使いやすいし、コロナ禍を経て増えた手洗い・アルコール消毒によって劣化しにくい点も魅力。
ようはTPOをあまり気にせず、ガシガシ使えるのが地金リングの良いところだと思います。
現在、わたしが持っている地金リングはこの3点。左から
- ダミアーニの結婚指輪
- カルティエのトリニティリング
- ヴァーミリオンの星座リング
です。
結婚指輪はシンプルなゴールドのものを探していて、なかでもちょっと太め&地金のボリューム感が楽しめるダミアーニを選びました。付け心地も良くて、これにして本当によかった!
カルティエのトリニティリングは20代前半に購入したもの。トリニティは大好きなモチーフで、昨年ピアスも買い足しました。どんなファッションにも似合うので、登場頻度はかなり高め。小指にはめてピンキーリングにする使い方も気に入っています。
地金リングのなかでも1番新しいのが、VERMILLION(ヴァーミリオン)の星座リング。わたしが持っているのは牡牛座です。
こういうボリュームとデザイン性のある地金リングが1本あると、手元のコーデにメリハリがついて良い感じ。このシリーズは他の星座も可愛くて、自分の星座、家族の星座、推しの星座……とどんどん集めたくなってしまう!
Twitterで見て気になっていたところ、偶然ギフティングしていただけることになった経緯もあり、幸運を呼ぶラッキーアイテム感覚で身に着けています。
石つきリング:5個
続いては石つきのリング。写真左から、
- ポメラートのヌードリング(ローズクォーツ)
- ポメラートのヌードリング(ホワイトトパーズ)
- ダイヤのハーフエタニティ
- ダイヤのリング
- アクアマリンのリング
ポメラートのヌードリングは、ローズクォーツ・ホワイトトパーズともにクラシックサイズ。ヌードリングは学生のころからあこがれていた指輪で、社会人になり、自分のお金で買えるようになったのが本当に嬉しかった!SNSやブログで、ヌードリングの画像を集めていた当時が懐かしいです。
ヌードリングの醍醐味といえば重ね付け。もし年齢とともにボリュームがもの足りなくなったとしても、どんどん重ねていけるわけで、そういう意味でも一生ものにしやすいリングだと思っています。
ノーブランドのダイヤのハーフエタニティは、0.5ctで11石のもの。真ん中のダイヤが大きく外側が小さいグラデーションになっているので、実際よりもダイヤのボリュームが大きく見えるデザインです。
エタニティリング単体ではもちろん、他のリングとの重ね付けにも使えるとても使い勝手の良いリング。比較的最近に購入したのですが、これはもっと早く買っておけばよかった!
ダイヤのリングとアクアマリンのリングは、どちらも祖母の形見分けの品。アクアマリンのリングはペンダントだったものを指輪にリフォームしました。どちらもドレッシーな雰囲気なので、おめかしして夜にお出掛けする時にぴったり。
生前の祖母が使っていたわけだから、一生ものどころか、すでに二生めに突入している2本のリングたち。大切に使って、わたしの後も誰かに使ってもらえたら嬉しいなと思います。
その他リング:2個
変わりダネのリングとしては、象牙のリングと、インドネシアの露店で買った指輪も大切にしています。
写真左の象牙のリングは数年前に、銀座の宝石屋さんで求めたもの。優しい白の色合いに一目ぼれしました。秋冬に、ウールやカシミヤの白と合わせて使うのが定番です。
写真右は、インドネシアの露店で買った数百円の指輪。サイズはぶかぶかだし、何製なのかもわからないオモチャだけれど、デザインがすごく気に入っていて特に夏場は大活躍!上で紹介したブランドリングたちと一緒に、大事にジュエリーボックスで保管しています。
ピアス10個
リングと同様に登場頻度が高いのがピアス。つけっぱなしにしていることも多く、寝るときもお風呂の時も、ほぼ24時間何かしらのピアスを身に着けています。
フープピアス:5個
ピアスの中では断然、フープピアスが好き。どんなファッションにも合うし、付けていてストレスフリーだし、肩ひじ張らない雰囲気になれる気がして、つい手に取ってしまいます。
シンプルなゴールドのフープピアスだけで、下記の4つを所有中。
- 直径2cmの中折れフープ
- 直径1cmのフープ
- 直径1cmの中折れフープ
- カルティエのトリニティピアス
直径2cmの中折れフープは、Amazonで3つセットで購入したステンレス製のプチプラアイテム。1個あたり300円程度と激安だったにもかかわらず、安っぽく見えないし作りもしっかりしているしで、もう数年間は使用し続けています。
この、大きすぎず小さすぎずなサイズ感がちょうど良くて!色が褪せてきたりすることもなく、丈夫に作られていて感心します。
直径約1cmのK18ピアス2つは、どちらも楽天で購入しました。
写真左のシンプルな輪っかはもう3つか4つリピートしているフープピアスで、とにかくシンプル&何にでも合う汎用性が気に入っています。そのうえ楽天でいつでも買えるので、片方を失くしてもすぐに買い直し、余ったもう片方はスペアにできる合理性が普段使いにぴったり。
価格も約1万円と、K18のわりに手ごろ。アリサというお店のこちらの商品です↓
もう一つの直径1cmのピアスは、中折れ式&ぷっくりとボリュームのあるデザインが特徴。インスタグラムのジュエリーアカウントさんの間でよく話題になっている、CARATというお店のもの。アリサのピアスと気分で使い分けています。
カルティエのトリニティピアスも、大好きなフープピアスの一つ。2サイズあるうちの小さい方を選んだところ、日常遣いしやすくて大活躍しています!
華やかなフープピアスとしては、timeless pearlyのパール付きピアスも愛用中。ボリュームがあるアシンメトリーなデザインが、モードなスタイリングによく合います。インスタで見つけてどうしても欲しくなり、数年前に海外通販のMATCHES FASHIONで購入しました。
パールのピアス:3個
フープピアスに次いで好きなのがパールのピアス。というか、わたしの持っているピアスはフープかパールのほぼ二択です。
パールの持つ清廉で上品な雰囲気はどんなシーンにもマッチするし、仕事でも安心して使えるからOLには頼もしい存在。朝、身に着けるジュエリーに迷ったときはパールを選んでおけば間違いないというのが持論です。
持っているパールピアスはこの3つ。大粒のバロックパールは楽天のah ouiというお店のもの。きれいなテリで、顔回りがぱっと明るくなります。
写真中央・右に写っている中くらいのパールとゴールドの台付きミニパールは、どちらも母から贈られたもの。高校を卒業したときに、冠婚葬祭に使えるシンプルなパールを……ということで用意してくれました。もう10年以上使っている、大切なジュエリーです。
その他ピアス:2個
フープでもパールでもないピアスは、この2つだけ。
写真左のルビーのピアスは、父が海外出張のお土産に買ってきてくれたもの。当時大学生だったわたしは本物の宝石がついたジュエリーなんて初めてで、すごく嬉しかったなぁ。
写真右のドロップピアスは、駅ビルのアクセサリー屋さんで数百円で買ったものですが、デザインがすごく気に入っているし軽くてお気に入り。まとめ髪に合わせてブラブラさせるのが好きです。
ネックレス・ペンダント6個
ネックレス・ペンダントなど首元のジュエリーはそこまで使用頻度が高くなく、シンプルなもの・必要なものを少数だけ持っています。
シンプルなペンダント:3個
ペンダント・ネックレスはシンプルなものを3つだけ。
写真上のダイヤのペンダントは、humのkumo ロングネックレス。細く繊細なチェーンに小ぶりなダイヤがついただけのシンプルなデザインですが、特筆すべきはチェーンが70cmとかなり長いところ!首の詰まったTシャツやニットに合わせてバランスをとるのに重宝しています。
写真中央のダイヤのペンダントは母のおさがり。ダイヤから選んでオーダーしたこだわりの品らしいのですが、いわく「老眼のせいでこんなに小さいダイヤ、もう見えないわよ!」とのこと。直径5mmくらいあるし、そんなに小さくないと思うのだけれど……有難く使わせてもらっています。
写真下のチェーンネックレスは、このブログやTwitterでもたびたび紹介しているペタルチェーンネックレス。バロックパールピアスと同じ、楽天のah ouiというショップの商品です。
チェーンだけでも地味にならない輝きと、38cmという短さが絶妙でとても使いやすい!しっかりした作りのわりに価格も良心的だし、レビューもとても良い商品です↓
パールネックレス:3個
パールネックレスは3つ持っていますが、全て親類から貰ったものです。
写真上の楕円のパールネックレスは叔母の形見。テリッテリでとても華やかかつ珠も大きめなので、正直わたしにはまだ着けこなせません。これが似合う、素敵な40代、50代になれたらいいな。
写真中段のパールは、母が自分のパールをオーダーするついでにジュエリー屋さんにお願いしてくれたもの。パールの質はそこそこですが、60cmの長さが万能で非常に使いやすい1本。ガシガシ普段使いしています。
写真下段はお葬式用にしているパールネックレス。喪に服すシーンに合わせて、色・サイズ・テリともに控えめな珠を選んでいます。これも高校を卒業するタイミングで、母が喪服と一緒に準備してくれました。親って本当に有り難い存在です……。
ブレスレット3個
ブレスレットは3つだけ持っていますが、どれも熟考のうえ購入した大のお気に入り。
写真上のゴールドのチェーンブレスレットは、イタリアの老舗ジュエリーメーカーであるウノアエレのもの。チェーンにデザインとボリュームがあるので、これ1本で着けても存在感があります。ウノアエレのゴールドジュエリーは、シンプルながら金のボリュームを楽しめるものが多くてわたし好み。いずれピアスも購入してみたいです。
ダイヤのテニスブレスレットは、比較的最近に手に入れたもの。ずっとあこがれていたアイテムなので、自分のジュエリーボックスに入っている光景がとても嬉しい!
しずく型のパーツが連なったブレスレットは、フランスの老舗アクセサリー工房であるgoossense(グーセンス)のもの。グーセンスはたしかシャネルのアクセサリーを手掛けたりもしていた、手仕事の光るブランド。このブレスレットも、留め具のデザインなどが一つ一つ凝っていてとても美しい!涼しげな雰囲気なので、夏の手元にぴったりです。
無印のジュエリーボックスに収納
これらのジュエリーコレクションは、無印良品のジュエリーボックスに収納しています。アクリル製の三段の引き出しに、ビロードのトレーを好きに組み合わせて敷き込むシステム。
透明で中身が見やすいし、中身に合わせてカスタマイズできる点が気に入っています。
ものは使ってこそ価値を発揮する
さて、30代時点のジュエリーコレクションをまとめると下記の通りでした。
- リング:10個
- ピアス:10個
- ネックレス:6個
- ブレスレット:3個
こうして個数を列挙してみると、思いのほか多くて「もうこれ以上増やさない方が良いのでは?」なんて気も……。
だって耳は1セット、首も1本、手首は2本しかないし、指は10本あるけれど一度に着けるリングは多くても3本くらい。ものは使ってこそ価値を発揮すると思うので、これ以上増やしても文字通り宝の持ち腐れになりそうです。
いずれ祖母や母から受け継ぐジュエリーもまだありそうだし、今後は「一生ものになりそうな高品質でベーシックなもの」に絞って、慎重にお買い物しようと誓いました。