
垢抜けといえば眉毛のお手入れ、眉毛のお手入れといえば眉脱色、眉脱色といえばジョレン!ということで、ずいぶん前から根強い人気商品のJOLEN cream bleach(ジョレン クリーム ブリーチ)。
わたしはヘアカラーをしていない黒髪なこともあり、これまで眉脱色には関心がなかったけれど「眉毛の色が髪よりワントーン明るいと垢ぬける」のは有名な話。
ものは試しにジョレンで眉脱色をしてみたところ、思いのほか仕上がりが良くてびっくり!黒髪でも、眉毛が茶色いだけでけっこう雰囲気が変わります。30代にしてようやく、眉脱色の良さがわかったみたい……!
最近は脱色時間の加減も心得つつあり、ササッとお手入れ完了できるのも良い感じです。
時間は10分+3分なら失敗しにくい
ジョレン クリーム ブリーチは、脱色剤を眉毛の上に塗ってしばらく放置し、時間をおいてから洗い流す……というごくシンプルな代物。
ただしこの「放置時間」がくせ者で、ネットで調べてみても丁度良いとされる時間には諸説あります。

公式の説明書によると、まずは10~15分間脱色してみて、一度洗い流し、脱色具合が足りない場合は追加でもう1回塗り直すように、とのこと。
でも、10~15分ってブレ幅多くない?1.5倍の差は大きいよ?!というのが正直な感想。うっかり眉毛が金色になったりしたら怖すぎます!!
ということで、最初は短めの放置時間から恐る恐るスタート。何度か脱色を繰り返すうちに出た答えとしては、
ジョレンの眉毛脱色は、「まずは10分+物足りなければ追加で3分」が最適解!
との結論に至りました。
というのも、
- 前回の脱色から10日程度しか経っていない場合/室温が高い日は10分の脱色時間で十分
- 一方、久々の脱色/寒い日に脱色する場合だと10分では物足りない……
という風に、条件によってどうしても仕上がりはバラつきます。なので、まずは最低限の時間だけ脱色してみて、その後は様子を見つつ延長するのが安心。
ただし、いずれの場合でも2回目の脱色は3分くらいで十分!それ以上の時間をかけると、割と眉毛の太いわたしでもかなり色が抜けてしまう印象です。
「すっぴん眉毛をナチュラルな茶色にしたい」目的で使うのであれば、ジョレンの眉脱毛の時間は最長でも13分くらいが限度ではないかと思います。
ジョレンの眉毛脱色のやり方
ジョレンの眉毛脱色は、「1剤と2剤を混ぜる→眉毛に塗る→洗い落とす」の3ステップと、かなりシンプル。
やり方を説明するまでもないものの、わたしなりのコツと合わせて簡単に解説してみたいと思います。
眉毛脱色に必要なもの
ジョレンで眉毛脱色する際に必要なものは、下記のとおり。

- ジョレン クリーム ブリーチ
- ワセリン
- ラップ
- ヘアバンドやヘアピン、ゴムなど
- 綿棒、ティッシュ
あとは脱色後に洗顔をすることになるので、洗顔料やスキンケアなども必要です。

なお、ジョレン クリーム ブリーチの箱の中身はこちら。ジョレンの脱色剤は2剤式なので、説明書のほかに1剤・2剤とそれらを混ぜるためのヘラ&板が入っています。
一箱2,000〜2,500円くらいだけれど、けっこう量があるから長持ちします。
洗顔&髪の毛をオールバックに
まずは前髪やおくれ毛などを、ヘアバンドなどでキッチリ留めて髪の毛をオールバックに。
うっかり髪の毛に脱色剤がつくと、まだらに色が抜けてしまう大惨事になるので要注意です。
また、眉毛にメイクやスキンケアがついている場合は、クレンジングや洗顔料で落としておきます。
ワセリンで眉毛まわりを保護
脱色に取り掛かる前に、眉毛まわりの皮膚をワセリンで保護しておくのも重要。
ジョレンの脱色剤はもったりしたテクスチャーなので垂れてくる心配はないものの、塗っている間にまぶたにポトッと落ちたりするのはよくあること。
そのため、眉下~まぶたにはワセリンを広範囲に塗っておくのがオススメです。

わたしが使っているのは、チューブタイプのベビーワセリン。ジャータイプよりも取り出しやすくてお気に入り。

ワセリンで眉毛まわりを保護したところ。テッカテカ!ここまで塗っておけば安心です。

ジョレンの1剤と2剤をまぜる
ジョレンの脱色剤は、クリームとパウダーを混ぜる2剤式。
クリームはニベアみたいな重たいテクスチャーで、パウダーはグラニュー糖みたいに細かくてサラサラ。パウダーはフタを開けるときに中身をぶちまけないよう、やや気を遣います……。

付属の板の上にクリームとパウダーを2:1の割合で出して、ヘラで混ぜていきます。
混ぜる割合は大体でOK!毎回てきとうにやっていますが、特に問題ありません。

写真はわかりやすいようにクリームとパウダーを別々に出しているけれど、実際にはクリームの上にパウダーを出すと、こぼれにくくて作業しやすくなります。

完全に混ざるとこんな感じ。ちょっとゆるめのニベアみたいな見た目です。
ちなみにこの写真は、多めに出しすぎてしまった時のもの。10分+3分の2回脱色する場合でも、こんなに量は出さなくて大丈夫です。
混ぜた脱色剤を塗る
1剤と2剤が混ざったら、眉毛の上に塗っていきます。
眉毛の長さをあまりカットしていない場合、毛先が邪魔をして根元まで脱色剤を塗りにくくなるので、最初は逆毛を立てるように塗布していくのがコツ。
せっかく眉毛を脱色しても、仕上がりがプリンになってしまうともったいない!とくに眉頭などは、鏡の近くに寄ってジョレンの塗り込み具合をよくチェックするようにしています。

わたしはこんな感じでザザっとラフに塗ってから……、

明らかにはみ出た部分を綿棒でぬぐっています。それでもはみ出ている部分はあるものの、ワセリンをガッツリ塗って保護しているので大丈夫!
ラップで覆って10分待つ
あとは美容院でカラーする時みたいに、上からラップで覆って10分間放置します。
ラップで覆う目的は、脱色剤が垂れてくるのを防止するとともに、浸透を高めること。コットン+ラップで覆う方法もあるみたいだけれど、わたしはとくにコットンの必要性を感じないので省略しています。

すごいビジュアルだけれど、まぁ人に見せる姿じゃないしね……。
歯のホワイトニング中やパック中もそうだけれど、美を仕込んでいる最中の姿って、たいてい美とはかけ離れるから面白いです。
洗顔後、追加で脱色するか検討
ジョレンを塗って10分経ったら、ティッシュなどで拭ってから洗い残しがないように丁寧に洗顔します。
洗顔後は仕上がりをよく吟味して、追加の脱色をするかを検討。わたしはよく調子に乗って脱色しすぎてしまうので、「ちょっと物足りないかな~」くらいで止めておくのがマイルール。

こちらが脱色後の写真。この時は前回の脱色から1か月くらい空いていたので、10分+3分間ジョレンを使いました。
ほどよく眉毛が明るくなって良い感じ!

脱色前と比較すると、違いは一目瞭然です。我ながら垢ぬけて、柔らかい雰囲気になったな~と満足!
黒髪でも眉脱色する価値あり
わたしはずっと黒髪派だったこともあり、「眉毛の脱色って髪を染めている人のためのものでしょ?黒髪派には無縁の代物では?」と思っていたのですが、いざ眉毛脱色をしてみて意見がコロッと変わりました。
というのも、眉脱色によってすっぴんの雰囲気が柔らかくなるだけでなく、眉メイクが楽になったのが嬉しくて!
これまでは眉マスカラ必須だったけれど、今はパウダーでササッと描くだけで良い感じの眉毛が完成します。

眉毛の色を変えたいときや、眉頭をフサフサに立てたいときは今も眉マスカラを使うけれど、そうでない日はメイクの時短ができて便利!
黒髪でも、眉毛脱色をするメリットは大いにあると感じています。
眉脱色は、準備や片付けの時間を入れても20分くらいでできて手軽だし、垢ぬけるし、メイクが楽になるし!遅まきながら、ジョレンの良さに気付けて良かったな~と思います。


