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ふね
気楽に美容を楽しみたいアラサーOLです。敏感・乾燥肌。美容部員・化粧品企画を経て、現在は編プロ勤務の編集ライター。化粧品検定1級、コスメコンシェルジュ取得

優先順位を変えて気楽になった2025年。家事仕事より8時間睡眠!

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今年もあっという間に大晦日。

大掃除が必要なほど広い家ではないし、おせちも作らないので、一年を振り返りつつのんびり静かに過ごしています。

目次

ワークライフバランスに悩んだ一年

第二子妊娠の発覚とともに幕が明けた2025年。望んでいたこととはいえ、またひとつ、引き返せない道に踏み込んだのだなぁと重たい感慨がありました。

自分のキャパ的に、子供が2人になったら仕事は大幅にセーブせざるを得ないことはわかっていました。

一方で、小さい頃から「女もバリバリ働くのが当たり前。結婚しても、金銭的にはずっと自立していたい」という価値で育ってきたわたくし。夫の収入に寄りかかること、家庭に軸足を置くことには無意識レベルの抵抗感がありました。

せっかくなら2人くらい子供を育ててみたい。でも、家庭中心の生活なんてわたしには合わないのでは?不満足で、イライラしてばかりの母親になってしまうのでは……?!

みたいな葛藤をしているうちにみるみるお腹は膨れ、あっという間に産休入り。休みに入ってからも、復職後はどんな働き方ができるのか、仕事も子育ても中途半端になってしまうのでは?などと心配は尽きず。

とにかく、仕事と子育てのバランスについて悩む時間の多い一年でした。

頭でっかちの悪癖

とはいえ、第二子が生まれてからは毎日が忙しすぎて、悩む時間はガクンと減りました。

「ワークライフバランスをどうするか?」などという典型的な答えのない問いに時間を溶かすだなんて、結局はひまだったんだなぁと今ならわかります。

ニーバーの祈りを引用するまでもなく、自分の力ではどうしようもない問題については、諦めて受け入れるか、頭から追い出して忘れてしまうしかないんですよね。

ワークライフバランスをどうするか?そんなものは、どうすることもない!

今日中に終わらせないといけない仕事、今この瞬間にわたしを必要としている子供のお世話、そういう目の前の問題に一つずつ対処していった結果として、振り返ってみれば自分なりのワークライフバランスが成立しているはず。

つい頭でっかちになり過ぎて、必要以上にあれこれ考えてしまうのはわたしの悪癖です。スマホを握ってくよくよしている暇があったら、散歩か掃除でもすればいいのに!

時間や体力の投下先を吟味する

それでも一つ、自分の中で明確になったことがあります。それは、

やるべきことが増えたからこそ、常に優先順位を意識し、時間やエネルギーの投下先をよく吟味しなければならない

ということ。

肉体の衰えをジワジワと実感しつつある30代。時間・体力・気力などの限りある資源をどう分配するかは極めて重要です。

関心のない食事会やだらだらスマホ、やらなくていい家事などを極力排除するのはもちろん、仕事や料理などのマスト事項についても、状況に応じて後回しにする判断が必要です。

わたしの場合、

自分の健康(≒8時間睡眠)>健やかな家庭運営>仕事≧趣味

が今のざっくりとした優先順位。

核家族の我が家では、親のどちらかが体調を崩す→もう一方がワンオペ確定と一気に生活がハードモードになるので体調管理は至上命題。また、とく子供が幼いうちは淋しい思いや我慢はさせたくない……というのが親心というもの。

  • やり残した仕事があっても、22時台には就寝する
  • 風邪気味かも?と思ったら晩ご飯は出前にして早く休む
  • たくさん稼げる仕事より、子供に合わせて柔軟に調整できる仕事
  • モンハンで夜更かしをしない

こうして書いてみると当たり前のことでも、いざその時になってみると判断が狂うことはよくあります。子無しの時代が長かった分、趣味や仕事に打ち込む生活の癖が抜けないのかも?

とにかく、優先順位についてはしっかり言語化し、定期的に見直して身に染み込ませていく必要があるなぁと思っています。

価値観が変わっていくのも面白い

子育てのある生活は、30年を超える我が人生においてごく最近のもの。

以前のわたしだったら、「仕事や趣味より家庭を優先する生活なんて、つまらないし自己犠牲が過ぎるのでは?そんなの無理!」と思ったかも。

でも、一通り悩んで、日々子育てに奮闘してみた結果、2025年末のわたしは「まぁ、人生こんな時期もあるよね〜」とおおむね気楽に受け入れられるようになりました。

この生活にすぐ適応できないのは当然だし、今のライフステージがずっと続くわけでもないし。いずれ終わることなのだから、そんなに深刻になる必要もないでしょう!

悩みは形を変えてずっと付きまとうのだろうけれど、ワークライフバランスについては自分の中で一つの答えが出た(というか踏ん切りがついた)ことには爽快感をおぼえています。

何より、こうして自分の価値観が変容していくのを一歩引いて眺めてみるのも、人生らしくて面白いなぁと思う年末です。

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この記事を書いた人

気楽に美容を楽しみたい30代です。東京都内在住。敏感・乾燥肌のイエベ秋。美容部員、化粧品マーケター、編集ライターを経て、最近また新しい仕事に転職しました。メインはTwitter。目の前の楽しさを追い続けることで、愉快で朗らかな一生を完成させる人生設計です!

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