
30代に入り、じわりじわりと顔が老けてきました。
とくに輪郭のたるみと頬コケは、一気に顔が疲れて見えます。これは何か手を打たなければマズい気がする……!
- 顔が四角く下垂してきた
- なるべくナチュラルに、低リスクな美容医療をしたい
- 切ったり縫ったりするのは怖い。注入しまくりのヒアル顔も避けたい
- 持続可能でゆる~く穏やかなアンチエイジングを継続していきたい
こんな悩み&要望を叶えるための、美容医療計画を考えてみました!
四角い輪郭、頬コケ、ほうれい線が悩み
課題解決は現状の把握から!ということで、現在のわたしの輪郭がこちら。

こめかみと頬コケ部分が凹み、頬骨と下垂してきた口横の脂肪&エラ部分が張って見えることで輪郭がゴツゴツ四角くくなりつつあるのが悩みです。このデコボコな輪郭をなめらかな卵型に近づけて、老け見えを改善するのが理想!
輪郭たるみの治療には色んな選択肢があるけれど、わたしにとって重要なのは「低リスク」かつ「ナチュラルな変化」であること。いつまでも20代に見られたいとは思わないし、不自然な顔になるくらいなら老けて見られる方がずっとまし!そのため、
- 大きなオペはしない(切らない)
- なるべく注入物は入れず、自分の組織でリフトアップ・ボリュームUPをねらう
の2点を基本方針とし、具体的には下記のステップで美容医療を受ける計画を考えています。
- 肌育注射で真皮を育てる・脂肪量を増やす・リガメントを強化する
- 糸で落ちてきた皮膚と脂肪を持ち上げる
- それでも下垂している部分は高周波でタイトニング
- ボトックスやヒアルロン酸注入で微調整
各ステップについて、施術名や気になるクリニックなどを詳しく説明していきます!
肌育注射で皮膚と脂肪を育てる
こめかみや頬などのコケてしまった部分については、中に何かを入れて膨らませるのが手っ取り早い解決策。代表例がヒアルロン酸注入で、わたしも唇や尾翼基部ですでに体験済みです。
ただヒアルロン酸注入は、
- 入れる場所によっては失明などの重いリスクがある
- 今はまだ少量で済んでいるけれど、今後どんどん必要量が増えてパンパンのヒアル顔になるのは怖い!
ということで、ヒアルロン酸は他の手を尽くした後の微調整として使う方針。なるべく自分の組織を有効活用する方法を模索したい。
そこで頼りになるのが肌育注射!スキンブースターとも呼ばれる施術で、注射で肌内部に栄養剤的なものを注入して真皮を密にしたり(超重要!)、脂肪を増やしたり(神!)してくれる美容医療です。
肌育注射には沢山の種類があって選ぶのが難しいけれど、リサーチを重ねた結果、30代の頬コケ四角い顔族には「プロファイロ」と「ジャルプロスーパーハイドロ」が良さそうという結論に。
プロファイロ
元祖スキンブースター!な歴史の長い製剤。他の肌育注射との一番の違いは「脂肪を増やす作用がある」こと!といっても顔だけバーンと太るわけではなくて、こめかみや頬コケなど、痩せてしまった部分が自然とふっくらする程度です。

わたしはこれまで3回受けたことがあり、すごく効果を実感できた相性の良い施術。どこが変わったのかはよく分からないけれど、顔全体にぷりっとハリが出て、頬コケの影が和らぐ感じ!
肌にツヤが出たりや赤みが減ったりと、肌表面もむちっときれいにしてくれます。続けていくことで老化の予防にもなるから、末永くお世話になりたい!
【施術頻度】
最初は1か月おきに2回。その後は年に1~2回。
【クリニック】
東京だと湘南美容皮膚科(54,800円)、スマートスキンクリニック(2回セットで49,800円)あたりが安定して安そう。
プロファイロは比較的リスクが低く、基本的に打つ場所が決まっているので医師の技量による差が少なさそう→コスパ重視で選んで、1回でも多く継続したい施術です。
↓過去にプロファイロを打った時のダウンタイム記録。針跡や小さな内出血が出ることがあります。

ジャルプロ スーパーハイドロ
たるみの根はけっこう深いってこと、最近知ってびっくりしました。
皮膚の下には脂肪があり、その下には骨があって、皮膚&脂肪と骨をつないでいるのが「リガメント」と呼ばれる部分。このリガメントが年齢と共に弱って、脂肪や皮膚が落ちてくるのがたるみの正体らしい。クーパー靭帯が伸びて胸が垂れる仕組みと似ている!

このリガメントを修復する作用があるのが、肌育注射のジャルプロスーパーハイドロです。
プロファイロみたいにふっくら脂肪を増やすことはできないけれど、肌の弾力が増え、たるんだ部分がキュッと引き締まるような体感があるらしく、口コミもかなり良好。口横の下垂が軽減してフェイスラインシュッとしたというレビューもあって、期待が膨らむ……!
真皮層にもアプローチして、肌のハリ感やぷりっと感が出るのも素晴らしい!プロファイロ同様のコツコツ継続系ケアなので、現状の改善+老化予防も兼ねて積み重ねていきたいです。
【施術頻度】
最初は1か月おきに2~3回。その後は年に1~2回。
【クリニック】
ジャルプロスーパーハイドロはプロファイロ同様に、基本的には打つ位置が決まっている製剤。そのため、こちらもコスパ重視でクリニックを選びたいところ。ピオーネビューティークリニック(60,000円)、スマートスキンクリニック(69,800円)あたりが候補です。
糸で落ちてきた皮膚と脂肪を持ち上げる
肌育注射でナチュラルに肌を若返らせつつ、それだけではカバーできない輪郭のたるみを糸で持ち上げるのが2番目のステップ。
美容医療の「糸」というと長い糸を使ってリフトアップする「糸リフト(スレッドリフト)」のイメージが強いけれど、わたしがやりたいのは「ショートスレッド(ショッピングリフト)」の方!
短い溶ける糸を皮下組織内にネット状に入れることで、たるんだ皮膚と脂肪をギュッと支えると共に、真皮のコラーゲン生成を促す施術。

美容医療としての歴史が長く安心感があるのと、やっぱりたるみケアには真皮の育成が欠かせないから、そこに刺激を入れられるのは大きな魅力です!
頬コケ部分もいきなりヒアルロン酸を注入するより、なるべく下垂してしまった自分の組織を動かして埋めた方が自然な仕上がりになるはず。
糸をブスブス刺すのはちょっと怖いけれど、たるみにきちんと向き合おうと思ったら避けては通れない施術なんだろうなと思っています。
【施術頻度】
年に1~2回。
【クリニック】
スマートスキンクリニックが40本46,990円とかなり安いものの、医師の手技も重要そうなので、先生によっては当たり外れがありそう……ここで隠れた名医が見つけられれば理想的!
あとは、口コミが良く価格もそこそこな東京ロイヤルクリニック(40本132,000円)も気になるところです。
残ったたるみは高周波でタイトニング
肌育注射&ショートスレッドでも解決しきれないたるみ(下垂した脂肪&皮膚)については、もう抹消するしかありません。いくら「30過ぎたら顔の脂肪は宝」でも、下垂した脂肪なら絶対に要らない!!
ということで、余った顎下のお肉やジョールファットについては高周波(RF)で収縮させていくつもり。

ただ、高周波マシンは種類が多すぎて選ぶのが難しい!というかムリ!結局自分にはどの機械が良いのか?はどれだけ調べてみても素人には判断できなくて、これはもうカウンセリングでプロに聞くしかないなぁとお手上げ状態です。
やってみて効果がないだけならまだしも、自分に合わない施術を選んでしまって必要な脂肪まで失う→頬コケ加速が最悪のシナリオなので……。
基本的にカウンセリングではそのクリニックでできる施術しか勧められないので、なるべく高周波の取り扱いが多い病院に行ってみるつもり。
具体的には、
- 湘南美容クリニック:HIFU、サーマクール、デンシティ、ソフウェーブ、ザーフ、モウフィス8
- ピオーネビューティークリニック:HIFU、インモード、オンダリフト、モウフィス8、オリジオX、ボリュニューマ、デンシティ、ザーフ、ソフウェーブ
あたりがラインアップ豊富で価格も低め。カウンセリング巡りが楽しみです!
ボトックスやヒアルロン酸注入で微調整
ここまでやってみて、それでも解決できない悩みはボトックスとヒアルロン酸注入で微調整するのが最後のステップです。
ボトックスは繰り返し打つことで耐性ができる可能性がある&ヒアルロン酸注入もやりすぎて不自然になりたくないのが、これらの施術を最後に回した理由。
ボトックス
とはいえボトックスは、やっぱりなくてはならない施術!たとえばわたしは、エラが発達している影響で輪郭に左右差があります。この解決にはやっぱり、エラボトックスが有効!
エラボトは以前もしていて、フェイスラインがシュッと整ったお気に入りの施術。

ただし、エラボトのみで輪郭を変えようとすると面長が加速しかねない印象もあり……やっぱりボトックスは左右差を整える程度に少量で入れてもらい、他の施術と組み合わせるのが良いなと思っています。
また、今回の記事は輪郭のたるみ対策にフォーカスして書いているけれど、当然ボトックスはおでこや目元などのシワ予防にも有効。全顔に少しずつ使っていくのはマストだと思います。
【施術頻度】
年に2~3回。
【クリニック】
以前のエラボトは湘南美容クリニックで18,000円(製剤はアラガン社)とそこそこ安く打ってもらい、今後も湘南でいいかな~と満足しています。湘南美容クリニックは店舗数が多い上に、扱っている施術が豊富で色々まとめてできるから、とにかくラク!
他の場所にも細かく打ちたくなったら、顔全体のバランスを見てくれる先生を探したいです。
↓以前エラボトを打った時のレビュー。これだけでもかなり輪郭が変わります!

ヒアルロン酸注入
頬コケ・痩せたこめかみ部分などにはヒアルロン酸を注入して、バランス調整をしたいところ。
わたしはこれまで唇、尾翼基部(貴族)、ほほの上などに入れたことがあり、やっぱり物理的にボリュームが出るから即効性はピカイチ。
一般的にヒアルロン酸は1年くらいで溶けて吸収されると言われているけれど、場所によっては1年半以上残ってくれました。
【施術頻度】
1年~1年半に1回。
【クリニック】
ヒアルロン酸のクリニックは、これ!というところがまだ見つからず……。ボトックスと合わせて、顔全体のバランスを見ながらナチュラルに入れてくれるところを模索していきたいです。
目指すは持続可能なアンチエイジング
輪郭のたるみは複合的な原因によって引き起こされることもあり、完全な治療は難しいと言われている部分。解決策もいろんな施術を組み合わせて、多角的にやっていかないと美しい結果は望めなさそうです。
とはいえ、やっぱり美容医療はお金も時間もかかるし、全ての施術を完璧な頻度でやる!という意気込みは正直ありません。美容以外にもやりたいこと、沢山あるし!
今回考えてみた計画をベースに、無理なく、持続可能なアンチエイジングができたらいいな~というゆるい気持ち。実際に施術を受けたら、またレビュー記事を書きたいと思います!
↓ちなみに、去年の美容医療スケジュールはこんな感じでした。リジュランも良かったな~
