学生のころからずっと、バッグもポーチも小さめ派です。普段は崩れるほどのメイクをしないので、出先でのメイク直しといえばリップを塗り直すくらい。
社会人になってからますますその傾向は強まり、アラサーOLとなった今では、厳選した5品しかコスメを持ち歩かなくなりました。ポーチやかばんの中身がミニマルだと、身も心も軽くていい感じです。
コンパクトなFURLAの本革ポーチ
ポーチはFURLAのミニコスメポーチを使っています。2020年の春ごろに、1万円くらいで購入したもの。
以前は民族刺繍の入ったド派手なポーチを愛用していたのですが、布製なので傷みやすく、数カ月ごとに取り換えないといけないのがストレスでした。
毎日使うものだし、長く使える丈夫なコスメポーチが欲しいなと思い、
- コンパクト
- 本革
- 飽きのこない黒×ゴールド金具
の条件で探した結果、見つかったのがこのFURLAのポーチ。しっかりした作りで傷がつきにくく、ミニマルなサイズ感は荷物少なめ派にぴったり!
残念ながらFURLAのこのポーチは、今はもう作られていないもよう。bonaventuraから似た雰囲気のコスメポーチが出ているので、もし今のFURLAがへたってしまったら、次はbonaventuraにしてみようかなと考えています。
厳選5品のポーチの中身
ポーチの中身を並べてみると、こんな感じ。以前は絆創膏や予備のコンタクトレンズ、忘れた時用のヘアゴムなんかも入れていましたが、半年に1回も使わないので持ち歩くのを止めてしまいました。
いざという時にあれば役立つのでしょうけれど……クローゼットの中でも、コスメポーチの中身でも、使っていないものを持っているのはなんとなく苦手です。
血色キープにティントは不可欠
リップは気分に合わせて使い分けたり、重ねて付けたりすることが多く、いつも2本持ちしています。
- それ1本でも、下地としても使えるティント
- その日の服やメイクに合わせたリップ
の2本がポーチに入っていると安心。唇に色がないと一気に疲れて見えるので、普通のリップを付ける時でも、その下に色もちの良いティントを仕込んでおくことが多いです。
ティントは色々持っているけれど、つい手が伸びてしまうのがVAVI MELLOのハートウィンドウリップ ベルベットV4。
赤み強めの落ち着いたオレンジで、イエベ秋なわたしの顔色をひと塗りで明るく見せてくれます。赤すぎず黄色すぎずのバランスが絶妙で、意外と見つけられない色味。色もちがよく、ティントにありがちな「時間とともに蛍光色っぽくなってきちゃう問題」もありません。
皮むけやひどい乾燥もないし、プチプラだしで、週3~4日は持ち歩くお気に入り。ちょっと香料がキツいのが玉にキズだけれど、なくなったらまたリピートすると思います。
ゲランの鏡付きルージュなら1品2役
ゲランのルージュ ジェは、リップケースに鏡がついているのが特徴。リップを引き抜くと鏡がパカッと開く仕組みです。少しでも荷物を減らしたいので、1品でリップと鏡の2役を叶えてくれるのはとても嬉しい!見た目も高級感があるし、ほんのりはちみつの良い香りがするし……持っているだけで上質な気分にさせてくれるのは、さすがはゲランです。
使っているのは、落ち着いた上品さがどんな場面でも使いやすい03。ナチュラルな赤みが印象的なローズです。
目立つツヤやラメはないけれど、マットと呼ぶにはあまりにもなめらかで、クリームみたいに柔らかいテクスチャー。しっとり伸びて唇にピタリとフィットする使い心地は、「そうそう、デパコスって肌触りまで気持ちいいんだよね!」と思い出させてくれます。
適当に塗っても素の唇みたいによくなじむし、マスクにもつきにくいし。値は張ったけれど(ケース込みで8000円!)、とても気に入っているリップです。
アベンヌのリップクリームは永遠の定番
リップクリームは、アベンヌのリップバームをずっとリピートしています。ベストコスメなんかでもしょっちゅう見かける、ド定番の高保湿リップクリーム。
保湿力の高さや唇への優しさはもちろん、適度に硬くてヌルヌルしないところも優秀。上から付けるリップがすべらずきれいに乗るので、メイク前にぴったりです。
&nailのネイルオイルで爪を育てる
ハンドクリームはコスメポーチに入れず、生身でバッグに入れているのですが、それとは別にネイルオイルも常に携帯しています。
&nailのネイルベッドオイルは先端がスポイトみたいになっていて、爪の内側にオイルをぽたっと垂らし、保湿するのにぴったり。ネイルベッド(爪と下の皮膚がくっついてるピンク色の部分)を伸ばして指をスラリと長く見せたい私にとって、爪の内側の保湿は欠かせません。
先端がハケやロールオンになっているネイルオイルも使ったことがあるけれど、やはり爪の内側の保湿は&nailが一番やりやすいです。甘皮まわりの保湿にも使えるし、 優しいラベンダーの香りも押しつけがましくなくていい感じ。
ニッチなアイテムな上、けっこう量があってなかなか無くならないので、「あまり売れずに廃盤になっちゃったらどうしよう!」と勝手に気を揉んでいるコスメの1つです。
コンタクト派は必須の目薬
コスメポーチの中身、最後は目薬です。コンタクトだと目が乾きやすいので、目薬の持ち歩きは欠かせません。今は花粉の季節なのでアレルギー対応の目薬を持ち歩いていますが、ふだんは疲れ目に効くサンテボーティエを使っています。
極薄ベースメイクならお直しいらず
ここまでコスメポーチの中身を減らしてコンパクトにできるのは、かさばるファンデーションなどのベースメイク品を持ち歩かないおかげです。マスク生活が定着した最近は、もっぱら「高機能なUVメイク下地+お粉」のミニマルなベースメイクにしているので、メイク直しの必要がありません。
ノーファンデの軽いベースメイクなら、マスクをつけても崩れたり、マスクにべったり色が付いたりしないのでとても快適です!