ベースコート&トップコート不要で速乾性が高く、簡単にナチュラルネイルが完成するマニキュア「パラドゥ ネイルファンデーション」。“すっぴん風”美爪に見せてくれるプチプラネイルの大定番で、わたしも5年以上、愛用し続けています。
2021年3月現在、パラドゥのネイルファンデーションは、
- ピンクオークル(PO02)
- ベージュオークル(BO01)
- ローズオークル(RO01)
の定番3色に加え、限定色のブライダルピンク(PK03)が販売中。旧カラーや過去の限定色と合わせて、全9色の色味を比較してみたいと思います。
プチプラなモテネイルの大定番
ナチュラルに盛れるプチプラモテネイルの定番として、人気を誇るパラドゥのネイルファンデーション。仕上がりのキレイさとお手頃感のバランスがよく、つい手の伸びてしまうマニキュアの1本です。
@コスメのベストコスメアワードにも、2017年から3年連続で選ばれるほどの人気ぶり!何がそんなによいかというと、
- 「キレイにマニキュアを塗っている手」ではなく、「元から爪がキレイな人の手」になれる
- ベースコート・トップコートいらず
- とにかく速乾。パパッとてきとうに塗ってもハケの跡が残りにくい
- ネイル液にとろみがあるので、爪の凹凸をカバーしてくれる
- 1週間くらいなら剥がれないし、ナチュラルすぎて多少なら剥がれてきても目立たない
- セブンイレブンで500円(税抜)で買える
——などなど、思いつくだけでも良いところがたくさん!
わたしは爪の保護のために、なるべくベースコートを塗ってからマニキュアを塗るようにしていますが、ネイルファンデーションならベースコートをさぼっても罪悪感がないのも嬉しいポイント。
すっぴん清楚で清潔感のある仕上がりと、疲れ果てた深夜0時からでも、「まあ、ネイルファンデーションならパパッと塗ってすぐ寝られるしね」と思える頼もしさが揃っています。
定番色はBO、PO、ROの3色
発売当初はBO(ベージュオークル)とPO(ピンクオークル)の2色のみだったネイルファンデーションの定番色。2019年のリニューアル後はBOとPOに加えて、RO(ローズオークル)の全3色になりました。
写真左から、BO、PO、RO。
それぞれを二度塗りすると、こんな感じ。写真左からBO、PO、ROで、何も塗っていないのが小指です。BO→PO→ROの順に赤みが増しているのがよくわかります。
BO01(ベージュオークル)
ここからは、各定番色を詳しく見ていきます。まずはBO01(ベージュオークル)から。
BO01を1度塗りしたのが上の写真。色はほとんどつかないものの、とろみのあるマニキュアが爪の凹凸をきれいにカバーしてツヤを出してくれています。清潔感のある優しい印象で、主張しすぎないところがいい色だなあと思います。
定番3色の中で最もナチュラルな仕上がりのBO01。赤みが少ない分コンサバで、上品な印象があるのもBO01の魅力!わたしは仕事で取引先を訪問する日などに使うのが好きです。
1~3度塗りを並べてみると、こんな感じ。人差し指が1度塗り、中指が2度塗り、薬指が3度塗りです。1~2度塗りだと透け感が残りますが、3度塗りするとほとんどフリーエッジ(爪先の白いところ)が隠れます。肌と爪の色が一体化するので、指がすらっと長く見えるのもBOの良いところ。
ナチュラルな発色だけれど白すぎないので、やや地黒&黄み肌のわたしでも使いやすい色です。
PO02(ピンクオークル)
ネイルファンデーション PO02(ピンクオークル)の1度塗りがこちら。ベージュオークルよりもやや血色感があるものの、ぱっと見はなにも塗っていないように見えるくらいのナチュラルさ。1度塗りでもほんのり指先に赤みがさします。
ほどよいピンク色が女らしい指に見せてくれるうえ、わざとらしさのない清楚な発色。個人的に、パラドゥネイルファンデーションの中では1番使いやすい色だと思います。 派手なネイルがNGなシチュエーションでも安心だし、迷ったときは、とりあえずコレ!な一本。
1~3度塗りを並べてみると、こんな感じ。人差し指が1度塗り、中指が2度塗り、薬指が3度塗りです。3度塗りまですると「塗ってます感」は出てくるものの、ぷるんとしたピンクがかわいい!やや地黒なイエベ秋のわたしの場合、POの二度塗りが一番手がキレイに見えます。
RO01(ローズオークル)
パラドゥのネイルファンデーションRO01(ローズオークル)を1度塗りすると、こんな感じ。PO02(ピンクオークル)よりやや赤みが増した印象で、1度塗りでもしっかり血色感が出ます。
1~3度塗りを並べてみると、こんな感じ。人差し指が1度塗り、中指が2度塗り、薬指が3度塗りです。PO02よりも赤み・青みが強く、キュートな印象です。ネイルファンデーションの定番3色の中では、最もしっかりピンク色がつきます。
3度塗りまで重ねると「アンティークローズ」なんて呼び方がしっくりくすような、ほんのりくすんで落ち着いたピンク色に!かわいい……!ただし、重ねるほどに青みも増していくので、黄み肌の場合は1~2度塗りの方が馴染みやすいと思います。
BOは新旧で同じ色、POは赤みが濃くなった
定番3色の新旧を比較すると、ベージュオークル(BO)は新旧で色が変わっていないのに対し、ピンクオークル(PO)では新バージョンのほうがより赤みが濃くなっていることがわかります。
旧バージョンのBOとPOは、一度塗りでは違いがわからないくらい色が似ていたので、このリニューアルには納得。
そして旧BO・旧POと比較すると、ずっと赤みが強いのがRO01(ローズオークル)。「今までのネイルファンデーションは、ナチュラルすぎて物足りなかった」なんて人は、ROからトライしてみるのが良いかもしれません。
2021年の限定色 <PK03ブライダルピンク>
パラドゥ ネイルファンデーションからは、毎年春に数量限定で限定色が発売されます。2021年春に発売されたのが、PK03<ブライダルピンク>。
花嫁に幸運をもたらす青にちなんだ「サムシングブルーラメ」を配合
という、かわいすぎる仕様です!!
1度塗りだとこんな感じ。パッと見、ラメは目立たずPO02(ピンクオークル)と似た印象ですが、近づいて見ると……
ブルーのラメがチラチラと輝きます!
見ての通りラメの密度はかなり薄く、「ラメ感を楽しむ」というよりは、「指先に“サムシングブルーラメ”が付いていることを自分だけが知っている状況をこっそり楽しむ」という感じ。
あくまでナチュラルな仕上がりであることはパラドゥ ネイルファンデーションシリーズのコンセプトであり、それは限定色であっても変わらないのかなと思います。
ネイルファンデーションの過去の限定色
これまでパラドゥ ネイルファンデーションからは、5本の限定色が発売されています。
写真左から、
- 2017年の限定色<PK ”キュン”とモテ色ピンク>
- 2018年の限定色<PK2 想われピンク>
- 2019年の限定色<PK01 ひとりじめピンク>
写真左から、
- 2019年の限定色<PK01 ひとりじめピンク>
- 2020年の限定色<PK02 エンゲージピンク>
- 2021年の限定色<PK03 ブライダルピンク>
2020年発売のPK02(エンゲージピンク)からラメ入りになっています。当初は「モテ色」だったのが、だんだん「想われ」「ひとりじめ」と距離を詰めていき、ついに2021年には結婚に!というストーリーが見えるのが面白い。
この調子だと2022年には何が来るのか……「ハネムーンピンク」とか?次の限定色の色はもちろん、ネーミングも楽しみです。
グラデーションアレンジにもぴったり
単色塗りするだけでも十分かわいいパラドゥ ネイルファンデーションですが、透け感を利用してグラデーションアレンジにするのもすてきです。上記の写真は、限定色の<PK01 ひとりじめピンク>を使ってグラデーションを作ったもの。
グラデーションネイルの塗り方は簡単で、
- 爪先1/4だけにネイルファンデーションを塗る
- 乾いたら、爪先半分にネイルファンデーションを塗り重ねる
- 同様に、爪先3/4を塗る
- 爪全体に軽く塗って境目を馴染ませる
だけ! 「単色塗りは飽きてきたなあ」というときに塗り方を変えてみると、あらためてネイルファンデーションの良さに気付けるかもしれません。