乾燥・肌荒れせず、色付きリップクリームには珍しいしゃれた色出し&オレンジのカラーバリエーションがあって、しかもプチプラ!ありそうでなかった要素を取りそろえた、『THE PUBLIC ORGANIC(ザ パブリック オーガニック)』の精油カラーリップスティックにはまっています。
完売商品がパワーアップして定番化
ザ パブリック オーガニックの色付きリップクリームといえば、2018年秋に限定色として登場&SNSで瞬く間にバズったのち、早々に完売してしまったイメージの人も多いのでは。わたしもその一人だったのですが、2019年の秋にパワーアップしてカムバックし、定番商品化していたようです。
レッド、オレンジ、ピンクの3色展開
カムバック後にまず変わったのが、カラーバリエーションです。100%天然由来の色出しはそのままに、以前よりも鮮やかでフレッシュな色出しにアップグレードされているそう。たしかに2018年版をSNSで見たときは、「おしゃれだけれど、難易度の高いくすみカラー」のイメージでした。
2019年版からは、下記の3色展開となっています。
- バーニングレッ ド(旧バーニングローズ)
- ノーブルオレンジ(旧ノーブルローズ)
- グレースフルピンク(旧グレースフルローズ)
バーニングレッドはかなりしっかりと発色してくれて、かつ色持ちも◎ ほどよくマット感のある落ち着いた赤が、リップクリームとは思えぬオシャレさです。やや地黒なわたしでも物足りなさを感じない発色で、これがあれば口紅はいらないほど。ほどよく重いテクスチャには安心感があり、つい手が伸びてしまいます。
ノーブルオレンジとグレースフルピンクは、レッドと比べるとシアーな発色。唇にナチュラルな血色とニュアンスを足してくれます。なかでも気に入っているのが、色付きリップクリームには珍しいオレンジ! イエベにもしっくりハマるほど良い黄みで、顔色がぱっと明るく見えます。
紫外線ダメージをケアするレッドラズベリーオイルを新配合
さらに2019年版製品からは、ビタミンEやオメガ3、オメガ6を含有するレッドラズベリーオイルが新配合。紫外線ダメージを防ぐ効果があるらしいので、「家から出ないけれど、室内でもちょっと紫外線が気になる」ときなどにも積極的に使っています。
レッドラズベリーオイルは、オーガニックなエイジングケア成分としても近年注目されているそう。香りもよさそうだし、純粋なレッドラズベリーオイルがあれば、全顔の保湿目的に使ってみたいものです。
ちなみにレッドラズベリーオイルは、同じくザ パブリック オーガニックから出ている色なしのリップクリーム『精油リップスティック』にも配合されています。このリップクリームも、とても使い心地が良くリピート中。唇に当てると柔らかくとろけて、スルスル塗れるオイリーなテクスチャです。
こだわりを感じる香りのバリエーションは、ペパーミント、ラベンダー、グレープフルーツの3種類。けっこうちゃんと香るので、食事の前には向かないけれど、気分転換したいときにはぴったりです。
チークの代わりや、在宅勤務中にも
さりさりした袋のパッケージも可愛い、ザ パブリックオーガニックのリップクリームたち。ひとひねりある色出しと、敏感肌でも使える肌へのやさしさを両立しながら、1本700円ほどのプチプラ価格はお値打ちだなあと思います。
いちいち鏡を出してメイク直しのできない旅行中のポケットに忍ばせておいたり、チーク代わりにしてみたり、在宅勤務中でもすっぴんはちょっと……なときに使ったり。日常をちょっと嬉しくしてくれる、使い勝手のいいアイテムです。