少しでも軽量化したい旅行用コスメ。なるべく小さくて、1品で何役もこなしてくれるアイテムが理想です。加えて頻繁にメイク直しができない旅先では、化粧もちの良さも欠かせません。
わたしが実際に2泊3日旅行に持って行った、「コンパクトさ」と「化粧もち」で選んだ旅行用コスメたちを紹介します。
チーク・ハイライトも兼ねるコフレドールのベーメイク
ベースメイクは、2020年2月にコフレドールから新発売された下地「スキンイリュージョンプライマーUV」と、「ネオコートファンデーション」をチョイス。この組み合わせのどこが旅行向きかというと、
- SPF50+、PA+++で日焼け止めいらず
- ファンデーションは付属のブラシでささっとなでるだけで簡単に仕上がるので、なにかと忙しい旅行中の時短に
- ファンデーションの白い部分は単体だとハイライトに、ピンクの部分はチークに使える
- 超絶崩れない!
——という具合に、この2品があればチーク・ハイライト・日焼け止めを含むベースメイクが完成してしまう点。毛穴がものすごくきれいに隠れるうえ、皮脂崩れをまったく起こさないのもさすがはコフレドール!
毛穴をカバーして顔全体の色むらをナチュラルにぼかしてくれる一方、カバー力は高すぎず薄付きなので、リラックスして過ごしたい旅行中にぴったり。手早くつるんとした美肌を作れるので、普段から愛用しています。
KATEのコンパクトなアイブロウ&マスカラ
アイブロウは、定番のKATE「デザイニングアイブロウ3D」を。この製品の良さはもはや説明不要でしょう。計算し尽くされた絶妙な3色パレットに、ふんわりさせたい眉頭も、シャープにキメたい眉尻も思うままに描けるブラシ。そしてケースは超コンパクト!パレット中央の茶色はアイシャドウに、薄い色はノーズシャドウにも使います。
マスカラには、同じくKATEの「ラッシュフォーマー ロング」の限定ミニサイズを選びました。カーブしたブラシのお陰でまつ毛の根本からグイグイ塗れて、アイライナーいらず。お湯で落とせるので、疲れやすい旅行中の肌負担を軽減できます。
指付けでもきれいに仕上がるアイシャドウ
アイシャドウには、ADDICTIONの単色アイシャドウ「ザ アイシャドウ 021」と、チーク・リップにも使えるNARSの「ザ マルティプル 1521」をチョイス。
ADDICTIONのシャドウ021は、温かみのあるベージュにゴールドのパールが控えめに入ったナチュラルなシェード。色を付けるというよりは、自然な影とツヤが足される仕上がりです。単色なのでケースが小さいのはもちろん、指でラフに塗るだけでピタっとまぶたに密着する簡単さが重宝します。
NARSのマルティプルは、KATEのアイブロウ同様に言わずと知れた名品。その名の通り、まぶた、唇、頬にマルチに使えます。ブラシなしで顔中どこにでもきれいに付けられるうえ、色もちが良いのがポイント!なかなかメイク直しができない旅行中でも、朝にマルティプルを仕込んでおけば安心です。
リップはTPOに合わせて選べる2色を
服やTPOに合わせて変化を付けたいリップは、雰囲気の異なる2色を厳選。クリーミィマットなオレンジが長続きするロレアルパリ「カラーリッシュ モイストマット N 300」と、シアーな赤みローズのADDICTION「リップスティック シアー 007」です。
- 日中に顔色を明るく見せて、写真写りを良くしたいとき→パキッと発色するロレアル
- ほぼすっぴんでホテルの朝食を食べに行くとき→薄付きでナチュラルなADDICTION
というふうに、シチュエーションによって使い分けられるよう、鮮やかでドレッシーな色と、ナチュラルな色があると便利です。
ポーチは安定のジップロックで代用
旅行用コスメは、いつもジップロックの大きなサイズに入れてパッキングしています。色気はないけれど、万が一液体が漏れたり、アイシャドウが割れたりしても他の荷物が汚れないのは安心。ジップロック自体もかさばらないので、荷物の軽量化にも一役買ってくれます。
上記のアイテムたちを持参して訪れたのは、ビーチの美しいリゾート地の沖縄・恩納村。レジデンス型ホテルになかば引きこもりながら、読書や散歩に2泊3日を費やす贅沢な旅でした。