日々少しずつでも掃除をし続けることで、毎朝きれいな家で目覚め、きれいな家に帰ってくる——。日々のこういう些細なことが、実は人生においてもかなり重要っぽいことにアラサーにしてようやく気付いてきました。
掃除は溜めてしまうと大変だけれど、小まめ&短時間でする分には意外と面倒くさくありません。大掃除をするのには気合がいるけれど、ちょっとした「小」掃除なら気楽に取り掛かれるというもの。
頑張りすぎると疲れてしまうので、掃除にかける時間は長くても1日15分までと決めています。逆に、短い分には1日1分でもOK。高すぎる目標を掲げても続かないし、「毎日掃除してるだけで十分エラい!」と積極的に自分をおだてていくスタイルです。
掃除の内容は、「●曜日はココを掃除する!」と決めておけば迷うこともないし、日々のルーティーンに組み込めていい感じ。ネットで調べて出てきた「曜日別掃除ルーティーン」をもとに、自分の生活に合わせてアレンジしています。
月曜日:玄関掃除
げつようびの「げ」は玄関の「げ」!ということで、月曜日は玄関掃除の日です。することは、
- 玄関のたたきをウェットティッシュでキレイにする
- 下駄箱の中を拭く
- 痛んだ靴がないかチェックして、必要に応じてお手入れor処分する
- 玄関横に置いているポケットティッシュなどの在庫をチェックする
などなど。上記すべてを行うのではなく、その日の気分や体力に応じて玄関回りの何らかの掃除をするという感じです。
玄関は風水の観点からも、運気を左右する大切なスペースとのこと。ふだんは全く気にかけない風水ですが、掃除の後だけは都合よく「これで今週も運気ばつぐん!」などと良い気分になったりします。
火曜日:キッチン掃除
火曜日→火→火を使う場所→キッチンということで、火曜日はキッチン掃除。
- コンロやコンロまわりの壁を拭く
- 賞味期限の近い食材がないかチェック。もう使わないものは捨てる
- 冷蔵庫の中や表面を拭く
- シンクのうろこ取り
- 排水口を漂白する
- トースターや電子レンジの中をキレイにする
などをします。なかでも好きなのが、冷蔵庫や食器戸棚の表面を拭き上げること。指紋や手のあぶらが意外と目立つ箇所なので、ちょっと拭くだけでかなり印象が変わって気分が良いんです。
上記のキッチン掃除とは別に気を付けていることとしては、その日の洗い物を翌日に持ち越さないこと。朝起きてまず、きれいなキッチンでお茶やコーヒーを淹れるのが日々のささやかな楽しみです。
水曜日:洗面所掃除
水曜日→水→水回り=洗面所掃除の日です。お掃除メニューはこんな感じ。
- 洗面所の鏡を磨く
- 洗面台に出ているものをすべてどかして、洗剤&スポンジで丸洗いする
- 化粧品を点検して、汚れていたら拭いたり、捨てたりする
- 洗濯機の上や側面を拭く
- 排水口を漂白する
- ジュエリートレイを洗う
洗面台の蛇口の付け根や、せっけんボトルの下はどうしても汚れがち。食器用洗剤などの中性洗剤&スポンジで丸洗いすると、かなりスッキリします。
また、洗面台に置いているジュエリートレイを丸洗いしたり、指輪を軽く磨いたりするのも水曜日のルーティーンです。
木曜日:お風呂掃除
木曜日は、毎日の浴槽掃除では洗いきれない浴室全体の掃除をする日です。
- 浴室の壁と床を洗う
- 鏡のうろこをとる
- 排水口を漂白する
- シャワーや手すりなどの金属部分をピカピカにする
などの掃除を、お風呂に入ったついでにします。全裸でせっせと鏡を磨く姿は我ながらかなりシュールですが、気にしたら負け。トリートメントの置き時間中に掃除をすれば、効率よくヘアケアもできて一石二鳥です。
ちなみに毎日の浴槽掃除には、こすらず湯垢を落とせるライオンの「バスタブクレンジング」をヘビロテしています。浴槽にバスタブクレンジングをスプレーして、1分置いたらシャワーで流すだけ。深さのあるバスタブをこするのって地味に面倒くさい肉体労働だったので、日々のこの作業から解放されるのはとても嬉しい!まさに風呂掃除革命!ライオン様ありがとう!!
金曜日:トイレ掃除
金曜日はトイレ掃除の日。トイレは清潔な状態を保てるようふだんから心がけていますが、金曜日は特に念入りに掃除します。
- トイレの内側・外側を磨く
- 床の拭き掃除
- 手洗いボウルと鏡を磨く
- 飾っている絵のほこりを払う
などなど。ちなみにトイレには、カバーやマット、スリッパなどは置いていません。なくても困らないのに、あればあるだけ掃除の手間が増えるのが納得いかず……。同じ理由で、お風呂の椅子も捨ててしまいました。
週末:寝具の洗濯
土日はシーツと枕カバー・布団カバーを洗うほか、晴れれば布団を干します。
余力があれば、カーテンを洗濯するのも大好き!洗濯機で洗ってから、そのままカーテンレールに吊るして干します。部屋中に洗剤の香りが広がって気持ちがいいし、「ちょっと大掛かりな掃除をしたぞー!」という満足感もたまりません。
あとはベランダ掃除なども週末にすることが多いかな。でも、基本的に週末は体を休めることが最優先なので、絶対に無理はしません。きれいな家で疲れているよりも、散らかった家で元気にしている方がわたしにとっては良いことです。
掃除機&雑巾がけは自分でやらない
キレイな部屋を保つうえで、日々の小掃除と同じくらい大切なのが「なるべく機械に任せて掃除を自動化する」こと。その最たる例が、ロボット掃除機の導入です。ルンバに代表されるロボット掃除機は、もはや「買わない理由はない!」というくらい便利。
- 小さい子供やペットがいて危険
- ローテーブル&座布団など床に物が多い生活スタイル
- 時間の節約より、お金の節約をしたい
- そもそも掃除が苦にならない
という家庭には向かないかもしれないけれど、そうでないならとってもオススメです。我が家ではもう4年くらいロボット掃除機を使っており、おかげで家全体に自分で掃除機をかけることはなくなりました。トイレの中とか、コーヒーの粉を床にぶちまけてしまった時とかに、ちょこっとハンディタイプの掃除機を使うくらい。
出かけている間にロボット掃除機が家じゅうを掃除しておいてくれるのは、控えめに言って最高!しかも意外と安くて、1万円代のものも沢山売られています。
例えば2日に1回・15分の掃除機がけをするとして、掃除機がけにかかる時間は1カ月で4時間弱。1年で約45時間です。時給1000円で計算しても4万5千円分の時間の節約になるわけで、だったらロボット掃除機を買った方がお得じゃない?と思うのです。
わたしは雑巾がけも自分でやりたくなかったので、水拭き機能の付いた「DEEBOT」というロボット掃除機を使っています。3万円弱と少しお高めだったけれど、床が常にサラサラでとっても快適!近年でもっとも賢い3万円の使い方ができたと自負しています。
掃除って、始めるまではやっぱり面倒くさい日も多いのですが、きれいな部屋で目覚めたり、ゆっくりお茶を飲んだりする時間には心から癒されます。機械の力も積極的に借りつつ、無理なく小掃除習慣を続けられたらな~と思います。