使わなくなった布団の処理に困っていました。
まだ使えるお布団を捨てるのはもったいないし、かといってメルカリで売るには大きすぎて送るのが大変そうだし、自治体でも回収していないし……。
そんなときに見つけた布団の無料回収サービス「Green Down Project(グリーンダウンプロジェクト)」がとても便利だったので、実際に活用した様子をレポしたいと思います!
Green Down Projectとは?
「Green Down Project(グリーンダウンプロジェクト)」は、使わなくなった羽毛製品を回収・洗浄し、リサイクルしている団体。運営しているのは非営利団体の一般社団法人です。
布団以外にも、ダウンジャケットやクッション、寝袋など羽毛製品を幅広く無料回収して、新しい製品に生まれ変わらせているそう。なんて良い取り組み!
布団メーカーのほかに、アーバンリサーチやスノーピーク、ユナイテッドアローズなど、数多くの企業がパートナーとして協力し合い、羽毛製品のリサイクルを実現しているようです。
全国約480拠点で布団を無料回収
グリーンダウンプロジェクトで布団を無料回収してもらうには、回収拠点への持ち込みが必要です。
「え~なんか面倒くさそう……」と一瞬思ったものの、この回収拠点が意外と多くてびっくり!全国約480か所、東京都内だけでも、ざっと60弱の拠点で布団の回収してくれます。想像以上に多い!
しかも回収拠点は基本的にパートナー企業の店舗だから、アクセスが良いのもポイント。駅ビルやショッピングセンターなどに回収拠点があるから、買い物や食事のついでに立ち寄れるのが嬉しいです。
実際に布団を回収してもらってみた
羽毛50%以上なら回収OK(?)
我が家で眠っていた布団もさっそく回収してもらうことに。実家を出る際に持って来たものの、もう使っていないセミダブル用の羽毛布団です。
まだまだ使えるし、きれいな状態ではあるものの、クイーンサイズのベッドで寝るようになってからはすっかり無用の長物になっていました。
今回、わたしが布団を無料回収してもらったのは「NATURAL BEAUTY BASIC ららぽーと豊洲店」。事前に店舗へ電話で確認したところ、回収してもらえる布団の条件は下記の通りでした。
- 羽毛が80%以上含まれていること
- 濡れたり、汚れたりしていないこと
布団に含まれる羽毛の割合なんて意識したことがなかったので、布団の端っこについているタグを確認してみると……、
「詰め物:ダウン93%、フェザー7%」の表示が!これなら問題なく回収してもらえそうです。
ちなみに当初は別のお店で引き取ってもらう予定だったので、別の回収拠点にも電話をかけたのですが、そこでは「羽毛が50%以上なら回収可能」との返事でした。
回収拠点によって受け付けている布団の羽毛含有率が異なるようなので、事前に確認しておいた方が良さそうです。
予約不要で持ち込みできる
布団を無料回収してもらうにあたり、事前に予約をしたり、申込用紙を準備する必要もないのがグリーンダウンプロジェクトの便利なところ。
持ち込む布団も、専用の袋に入れたりする必要はありません。羽毛の含有率さえクリアしていれば、「いきなりむき身の布団をもっていけば良いだけ」という手軽さは大変ありがたい!
ただし、唯一の注意点は「布団の羽毛配合率がわかるような状態で持っていく」ということ。たとえば、品質表示タグが内側に隠れる縛り方などはNGです。
わたしはちょうど、布団の収納に使っていた圧縮袋があったのでそのまま持っていくことに。
品質表示タグが袋の外からも確認できるように入れ直して持っていきました。これでバッチリ!
布団の受け渡しは10秒で完了!
今回、布団の無料回収拠点として活用させてもらったNATURAL BEAUTY BASIC ららぽーと豊洲店。
「アパレルショップで普通、布団なんて回収してくれる?いきなり布団を持ってきたヤバい奴だと思われないかな?」などとやや不安に思いつつ店員さんに声をかけたのですが、手慣れた様子で快くお布団を回収してくれました。
とても感じ良く対応してくださって、巨大な布団を抱えてモジモジしていたわたしは大変救われました!あのときの店員さんに感謝!
とくに用紙に記入したりすることもなく、レジカウンターでお布団を渡すだけのものの10秒で回収は完了。布団を入れていた袋も一緒に回収して処分してくださるとのことで、とても手軽でした。
この時は時間がなくて布団を回収してもらって終わりだったけれど、NATURAL BEAUTY BASIC ららぽーと豊洲店にはあらためて訪問して、何かお買い物をして恩を返したいなぁと思っています。
家だけでなく心もスッキリ
まだ使える布団を捨てる罪悪感をもたずに済むし、手軽だし、簡単だし、無料だし。実際に利用してみて、「グリーンダウンプロジェクトって、何て良い取り組みなの!」と感心しています。
回収後の布団はリサイクルしてもらえることのことで、何ならちょっと良いことをした気分。家の収納だけでなく、心までスッキリさせてくれた、とても良い体験でした。
【公式】Green Down Project(グリーンダウンプロジェクト)